機能概要

bondance endpoint-APIは下記の機能についてAPIとサービスを提供します。

✅デジタルインボイス送信機能
✅デジタルインボイス受信機能
✅デジタルインボイス検索機能
✅エンドポイント管理機能
✅管理サイト

デジタルインボイス送信

デジタルインボイスをPeppolネットワークを利用して指定の組織へ送信します。APIに設定するデータの形式は国内のインボイスと税率に特化した簡易的なbondance形式と世界中のどの組織へでも送信可能なPeppolオリジナルのXML形式を設定することが可能です。送信時にすべてのインボイスデータはスキマトロンによるルール検証が行われ不正なデータを送信することを防ぎます。送信完了後、送信したインボイスは一定期間保存され検索して参照することができます。
現在、bondance形式で簡易的な項目設定で送信できる国内の請求書式には「適格請求書」があります。また「仕入明細書」の案が策定されており公開と同時に利用可能になる予定です。

デジタルインボイス受信

任意の組織からPeppolネットワークを利用して御社宛てに送信されたインボイスを受信しお持ちのシステムへお届けします。受信後リアルタイムにお持ちのシステムの指定のサーバへ受信データを送信する同期型(PUSH型)と、受信のお知らせの通知だけを行いお持ちのシステムからAPIを利用してデータを取得する非同期型(PULL型)の処理が可能です。受信完了後、受信したインボイスは一定期間保存され検索して参照することができます。
国内で利用されている形式のインボイスが送信されてきた場合、簡易的な形式(bondance形式)でデータをお渡しします。海外の形式または国内の形式でも明示的にオリジナル形式を要求した場合は、Peppolオリジナル形式でデータをお渡しします。
運用上必要なインボイスの可視化対応として受信したインボイスをPDFへ変換しメールで送信することも可能です。データ処理とは別に通知を受けたり素早く内容を確認する事が可能です。

デジタルインボイス検索

送信または受信したインボイスデータはすべて一定期間保存され複数の項目で検索して参照することができます。一覧取得または個別の詳細データが取得可能です。国内で利用されている形式のインボイスデータは、簡易的な形式(bondance形式)で参照可能です。海外の形式または国内の形式でも明示的にオリジナル形式を要求した場合は、Peppolオリジナル形式で参照可能です。

エンドポイント管理

受信時に利用される受信組織(エンドポイント)の登録や削除を行います。Peppolネットワークで通信されるすべてのデータはこのエンドポイントへ向けて送信されます。エンドポイントは国内では法人番号または適格請求書発行事業者登録番号で識別されインボイスデータに指定されます。その識別は「Peppol ID」とも呼ばれ、Peppolが用意する仕組みへ登録する必要があり、IDを指定しただけで宛先のアクセスポイントがわかるようになっています。
bondanceではAPIまたは管理サイトから受信組織(エンドポイント)を登録した時に自動的にPeppol側の仕組みにも登録(SMP登録)する処理を行っています。

管理サイト

APIを利用するための様々な機能を管理サイトから利用可能です。主に下記の機能があります。

✅受信組織(エンドポイント)の登録・削除
✅すべてのAPIの動作を画面から確認できるテストツール
✅Peppolオリジナルデータのアップロード送信
✅デジタルインボイスのルール検証

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