デジタル請求革命のコア デジタル化とペーパーレス化

デジタル化とは?

デジタル化とは??と自問してみる。直ぐに脳裏をよぎるのが映画「マトリクス」に映し出された仮想世界だ。数字や記号の飛び交う近未来的な仮想空間である。デジタル化というとITに精通している人間以外には漠として捉えどころがない気がするが、デジタル化が叫ばれ出したのは何も最近のことではない。この世にインターネットが登場した90年代中頃からデジタル化という言葉はコンピューターに携わる人々を中心に頻繁に使用されてきた。付言すると、コンピューターの歴史そのものがデジタル化の歴史であると言っても過言ではない。ざっくり言ってしまえば、デジタル化とは表現手段や伝達手段・記録手段がアナログからデジタルに変わることだ。一般人にとってはこれ以上の技術的知見はあまり意味がないはずだ。

ペーパーレス化との関係

もう少し現実的な解を求めてみると紙の要らない社会を思い浮かべる。所謂ペーパーレス社会である。言わずもがな、古代中国やエジプトで使用され始めたとする紙の文化そのものが人類の記憶と情報伝達の歴史であるわけで、4000年もの長きにわたり情報の記憶と伝達に貢献してきた紙を我々は簡単に捨て去ることはできない。と同時に、前述のようなアナログからデジタルへの大転換を座視できない現実がある。畢竟、多くの生活者にとってデジタル化とはペーパーレス化とほぼ同義である考えて良さそうだ。

デジタルインボイス構想

デジタル庁の発足に象徴される日本社会におけるデジタル化の波。その大きなうねりの中心にいるのがデジタルインボイス構想である。インボイスつまり「商行為における請求情報・請求書」のデジタル化だ。従来紙ベースで作成・授受・共有・保存されてきた請求書(請求情報)をデジタルデータに置き換えることである。このためには請求書の送り手と受け手があまねく共通の様式で請求内容を把握できる手段・仕組みが必要となる。それらがPeppolでありJP PINTである。Peppolは電子文書をネットワーク上(≒インターネット)でやり取りするための文書仕様や運用ルールに関する国際標準であり、JP PINTは請求書を電子的にやり取りするための標準仕様、つまりデジタルインボイスの日本標準仕様である。

bondance endpoint-APIで出来ること

bondance endpoint-APIはこのPeppolの認定サービスプロバイダーであるトラベルデータが運営するデジタルインボイス実装ツールである。事業規模の大小にかかわらず自社の請求システム(自前・クラウドサービスいずれも)から請求情報を抽出し請求書を作成・送付している事業者が簡単にデジタルインボイスに対応できるよう開発されたPeppol-enabler(Peppol実装ツール)である。もちろん法制化が進む「電子帳簿保存法(電帳法)」や「インボイス制度(適格請求書)」にも直ぐに対応できる優れたツールだ。

bondance endpoint-APIで貴社の請求システムをデジタルインボイス仕様へ!

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