E-invoicing 〜マレーシアから学ぶこと〜
進むマレーシアのE-invoicingマレーシア政府はデジタルインボイスの国際標準仕様であるPeppolの導入を2024年春から開始した。具合的な施策としては、まず2024年8月1日からRM1億(マレーシアリンギット、約30億円)を超える年商の企業に対して法人税申告の前提として申告に関わる
進むマレーシアのE-invoicingマレーシア政府はデジタルインボイスの国際標準仕様であるPeppolの導入を2024年春から開始した。具合的な施策としては、まず2024年8月1日からRM1億(マレーシアリンギット、約30億円)を超える年商の企業に対して法人税申告の前提として申告に関わる
デジタル化という黒船黒船襲来が明治維新につながったように、日本社会におけるさまざまな変化が海外からの要求・要請によって加速されてきた歴史を我々は知っている。いま世界はDX(デジタルトランスフォーメーション)をキーワードとする「デジタル化」でかまびすしい。期せずして我が国にもその波が押し寄せ
デジタルインボイスってなんですか?デジタルインボイスとは標準化された書式のデジタルデータと転送方式を用いて、異なるシステム間でも確実に送受信できるデジタルデータで作成された請求書のことです。従って、デジタルインボイスは言わば標準化された請求データのセット(コードの集合体)ということ
ネット振込だけで満足してしまうことの勿体無さネットバンキングを利用すれば、B to C・B to Bという取引形態にかかわらず買い手も売り手も金融機関の店舗や街のATMに出向く手間と時間が大幅に節約できる。これは自明だ。だが、B to Bにおいては多くの経営者がこの程度の省力化(つまりAT
対面販売では領収書の方が重要だ請求行為は商流における重要イベントの一つがであることには異論はない。モノやサービスの売買において「請求行為」は見えたり見えなかったりする。消費者が相手のいわゆるBtoC、なかんずく、対面販売において請求行為は対象となるモノやサービスの提供と買い手による対価支払
鍵は構造化データ請求処理をデジタル化するということは、その前後の事務処理とのデジタル連携を可能にするということだ。標準化された構造化データの共有・連携でこれが可能になる。だが、構造化データなどと小難しそうなIT用語を使うと一般の利用者を遠ざけてしまう。平たく言えば、共通仕様のデジタルデータ
より幸せな社会を創造するためのDXDX(デジタルトランスフォーメーション)?一般的には「デジタル化により社会や生活やライフスタイルが変わること」なのだそうだ。その耳障りの良い響きとは裏腹にどこか捉えどころがないこのバズワード。漠とした不安や抵抗感を抱く人も多いだろう。生活者を家事から解放し
面倒な紙ベースの請求処理請求処理は販売あるいは購買行為の中でも重要だが面倒な手続きでもある。物販でもサービスでも請求書の発行・受領をもってその先の代金決済に繋がる訳であるが、特に我が国の中小零細あるいは個人事業主は紙ベースの請求書によるものがほとんどだ。売り手はエクセル等で管理している販売
法人利用が高まるネットバンキング日本銀行が2020年6月に行った調査によると、我が国の法人によるネットバンキングの利用率は27.4%とのこと。それから3年以上経過した現在ではおそらく全体の30%以上の法人がネットバンキングを利用していると推測される。ネットバンキングを利用する最大の理由は法